2007/03/25

再帰動詞・非人称動詞

1. 再帰動詞

主語と同一物を表す人称代名詞を伴う動詞を再帰動詞という。
mi alzoci alziamo
ti alzivi alzate
si alzasi alzano

mi, ti, si, ci, vi, si = 再帰代名詞

再帰動詞には次の四つの種類がある:

1) 本質的再帰動詞
主語の動作が直接に主語自身に及ぶもので、再帰代名詞は直接補語である。
  • alzarsi(起きる)
  • chiamarsi(名前は...である)
  • fermarsi(止まる)
  • divertirsi(楽しむ)
2) 形式的再帰動詞
  • mettersi l'abito(服を着る)
  • farsi la barba(ひげを剃る)
  • togliersi le scarpe(靴を脱ぐ)
  • lavarsi la faccia(顔を洗う)/ Mi lavo la faccia.
3) 代名動詞
  • pentirsi(後悔する)
  • accorgersi(気が付く)
  • lagnarsi(不平を言う)
  • Mi accorgo degli errori. 私は誤りに気が付く
4) 相互的再帰動詞
主語が複数で「互いに...し合う」を意味する。「互いに」を強調するために l'un l'altro、reciprocamente などの語を補うことがある。
  • Ci salutiamo.
  • Loro si aiutano reciprocamente.
2. 非人称動詞
非人称動詞とは三人称単数形だけをもち、主語を取らない動詞である。

1) 気象現象を表すもの
  • piove (← piovere) 雨が降る
  • tuona (← tuonare) 雷が鳴る
  • nevica (← nevicare) 雪が降る
  • fa bel tempo
2) その他のもの
  • bisogna + 不定詞(または、che + 文)...する必要がある
  • basta + 不定詞(または、che + 文)...すれば十分だ
  • accade + che + 文 ...という事態が起こる
  • pare + che + 文 ...のように見える

0 件のコメント: