主語と同一物を表す人称代名詞を伴う動詞を再帰動詞という。
mi alzo | ci alziamo |
ti alzi | vi alzate |
si alza | si alzano |
mi, ti, si, ci, vi, si = 再帰代名詞
再帰動詞には次の四つの種類がある:
1) 本質的再帰動詞
主語の動作が直接に主語自身に及ぶもので、再帰代名詞は直接補語である。
- alzarsi(起きる)
- chiamarsi(名前は...である)
- fermarsi(止まる)
- divertirsi(楽しむ)
- mettersi l'abito(服を着る)
- farsi la barba(ひげを剃る)
- togliersi le scarpe(靴を脱ぐ)
- lavarsi la faccia(顔を洗う)/ Mi lavo la faccia.
- pentirsi(後悔する)
- accorgersi(気が付く)
- lagnarsi(不平を言う)
- Mi accorgo degli errori. 私は誤りに気が付く
主語が複数で「互いに...し合う」を意味する。「互いに」を強調するために l'un l'altro、reciprocamente などの語を補うことがある。
- Ci salutiamo.
- Loro si aiutano reciprocamente.
非人称動詞とは三人称単数形だけをもち、主語を取らない動詞である。
1) 気象現象を表すもの
- piove (← piovere) 雨が降る
- tuona (← tuonare) 雷が鳴る
- nevica (← nevicare) 雪が降る
- fa bel tempo
- bisogna + 不定詞(または、che + 文)...する必要がある
- basta + 不定詞(または、che + 文)...すれば十分だ
- accade + che + 文 ...という事態が起こる
- pare + che + 文 ...のように見える
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